[play] その族の名は「家族」

脚本・演出：岩井秀人
出演：ユースケ・サンタマリア、荒川良々、研ナオコ、滝藤賢一、内田慈、ノゾエ征爾、古澤裕介、浅野千鶴、小河原康二、田村健太郎、師岡広明、大鷹明良

父親の理不尽な暴力を受けてきた４人兄妹とその母親。
認知症の祖母の家に、久しぶりに家族全員で集合するが・・・。

ユースケ・サン(区切るとこ違)の前説で地震の際のことなど。
喋りが達者でらっしゃる。

ハイバイの「て」の再演、みたいなことのようです。
「て」を観てないので手が加わってるのかどうか、わからない。
「て」の良い評判を聞いて観てみたかったんだけど、その時は間に合わずに観れなかったので今回観てみることにした。

ツボでした。

認知症のおばあちゃんについては、自分もまだ記憶に新しいのでつらかった。

ひねくれ者のように描かれていた長男、でもおばあちゃんへの気持ちが伝わって泣かされた。
激高してわーっと喋った後もボタボタと流れ落ちる涙。
たまらんです。

二男が父親にたてつくシーンもすごかった。

普通にまじめにやってたら、相当泣かされたと思うし観終わった後の気分も落ちたと思うのだけど、笑いもところどころにあって救われた。

滝藤賢一さん、舞台では初めて観たのだけど、彼の質感が好きだ。
映像では全く気付かなかったんだけど。
今回、青山円形という狭い劇場だからこそよくわかったこと。
纏っている雰囲気や肉感が好き。
嬉しい発見。
とても、好きだ。
ドキドキする。
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ホントはこの後bluenoteで上原ひろみと熊谷和徳のライブを見たかったのだけど、すっかり予約するのを忘れていて、気付いたら完売してたorz
いや～、最近ボケボケなんだよね・・・。

節電が求められるようになってからこっち、デパートなどのトイレの温風で手を乾かすやつが止められているところが多い。
それですごい気になるんだけど、ハンカチを持っていない女性のなんと多いことか。
手を洗わずに出て行ったり、洗ってもピッピッてはらうだけだったり、髪の毛にいじってなんとかしたり。
子供のころ、ハンカチとティッシュは持ち歩きなさいって言われなかったのかしら。
それとも温風のやつが普及したから持ち歩かなくなったのかしら。
なんかヤだわ。