[play] 「スプーンフェイス・スタインバーグ」

パルコ劇場ドラマリーディング
ディレクターズチョイス Vol.3

「スプーンフェイス・スタインバーグ」
作：リー・ホール
翻訳：常田景子
演出：長塚圭史
出演：麻生久美子

最初に演出家が発表されて読み手がまだ発表されてなかった時、嫁ハンが独特で魅力的な声だから嫁ハンでいいじゃないかと勝手に思ったりもしたが、当然そんなことはなく麻生久美子。
彼女も魅力的な声よね。
なんつーか、こっくりとして、コロコロとした。

一番興味があったのは、長塚氏が選んだ作品がどんなものなのかということ。
あ～～～と思った。

公式より
マリア・カラスの歌声とともに少女は死について考える…
人が歌とかオペラとかつくった時、大切だったのは人がどう死ぬかってことだった…。
癌に犯され、死んでゆく７歳の少女スプーンフェイスが、マリア・カラスの歌うオペラのアリアとともに「死んでゆく自分」について考え、その死と向かいあってゆく異色のモノローグドラマ。

麻生さんの声、とても合っていたと思う。
表情や声の調子の変化も程よくあり。
約80分読みっぱなしで、たぶん1回噛んだだけ。
すごい。

トークセッション。
長塚氏が「これ全体でアリアのよう」というようなことを言っていて、これも、あ～～～と思った。

お客さんが観ながら聴きながら想像するのってとても大切だと思う、みたいなことも言っていて、最近の作風に関連してるかなと思った。

長塚氏曰く、普通の演劇として上演されたりもしてるらしい。
彼自身も興味があるとのこと。
それはそれでとても面白そうだなぁ。


今日の残念。
平日だし、遅れてくる人居そうだなぁと思ってたけど、案の定居た居た。
私の斜め後ろ。他にも居たかもしんないけど。
ついてないなー。
しかも座ってからもしばら～く、間を置いてごそごそしてて。
遅れたくて遅れたわけじゃないだろうから仕方ないと思うんだけど、周りの人への気遣いとして、入る前にコートは脱いで畳んでおくとか、入口でもらったフライヤーは鞄にしまってから入るとか、して欲しいなぁ。
斜め後ろだから見えなかったけど、物音から察するにそんな感じだと思うんで。
間を置いてごそごそするのも、なんか考えてのことかもしれないけど、その度に気がそがれるのはイヤだから、どうせなら最初にまとめてやってほしいよ。

さらについてないことには、私のほぼ真後ろの人もけっこうごそごそしてて。
ホンットついてない。

も一つ残念。
品川での山手線→東海道線への乗り換えが3分しかないのに、「本日に限り車両交換」とかで大崎で乗り換えさせられ少ーーし時間がかかり、ダッシュで乗り換え。
しかもその時靴紐がほどけて、東海道線を降りた時に結び直したら、その次の電車に乗り遅れた。
目の前でプシューて。