作:フランツ・カフカ
脚本・演出・美術・音楽:スティーブン・バーコフ
出演:森山未來 穂のか 福井貴一 丸尾丸一郎 久世星佳 永島敏行

未來君の身体能力の高さとか柔らかさが際立っていた。すげー。
虫っぽいよ。
2列目だったので指の動きまでしっかり見えた。
前方でゆっくり動くシーン、息遣いさえわかる近さだったのだけど、最小限に抑えられたあの呼吸。
すごいったらないわー。
虫になってしまって家族と会話が出来ない中での、独り言とも言える心情の吐露が良かった。
某お芝居の副音声でほとんど何も話さない役の人が「何も返せない(反応できない)」のも辛いと言ってたが、冒頭を除いてずっと、何も返ってこないお芝居もしんどそうに思う。
芝居とは言え、周りの人たちが自分のことを気持ち悪がっているわけだし。


とても面白く観たが、この話に何を思えばいいのだろう。
どことなく昨日の相対的〜と通ずるものがあるようにも思う。

変わった演出。
こういうお話だからなのかどうかはわからない。

バイオリンのマイムはちょっと厳しい。

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