[play]ビューティ・クイーン・オブ・リナーン
2007年12月22日 演劇@parco劇場
作:マーティン・マクドナー
演出:長塚圭史
出演:大竹しのぶ、白石加代子、田中哲司、長塚圭史
重い・・・。
年齢と病気や腰が悪いことを理由に自分の身の回りのことを娘におしつける母。
母の世話をしながらも、いじわるやいやがらせをする娘。
しかし、互いにどこかそれを張り合いにしているような。
そこにふと舞い込んだパトの存在。
むぅ。
私と母は、決して仲良くはないのだが(性格が合わない)もし私一人が面倒を看ることになったとしてもあそこまでひどくはならないだろう、と思う。
何故ああなってしまうのか、と考えずにはいられない。
私の母や叔母が、痴呆がはじまった彼女達にとっての義母の面倒を看ることになった際の数々の愚痴も思い出される。
アイルランドという国のもつ性質が今ひとつわからないので(昨年ウィー・トーマスを観るまでは全く暗いなどというイメージはなかったくらいだ)、ピンと来ないところもいくつか。
長塚さんが演じたレイは本当は黒田さんだったのだが。
黒田さんで観たかったなぁと思う。
今回の場合、脚本が元々あったわけだから最初から役をイメージしてのキャスティングだったと思われ、つくづく残念だ。
長塚さんはどちらかというとパトの方がはまっただろう。
とはいえ、キッチンでの爪先立ちなどは可愛かったけどw
帰宅してパンフレットの長塚さんの言葉を読み、うぐぐ、と思う。
何がどう、うぐぐ、なのか上手くいえないが、とにかく、うぐぐ、だ。
彼は一体何を抱えて生きているのだろう?
ナイロンの「わが闇」ではないけれど、彼の闇はなんだろう?
・・・・・彼に触れたい。
ところで、長塚さんは小説などは書かないのだろうか。
生身の人間のエネルギーがあり、空気やなにかを共有し、キャストやスタッフ全員で創り上げる演劇ももちろん好きなのだが、なんの制約もない世界で何かを書いてみたりはしないのだろうか。
私が彼に触れることは99%無理なので作品を通して感じるしかないので、是非書いて欲しいなぁ。
・・・・まぁ書かなさそうだけど。なんとなく。
2007年最後の観劇でした。
作:マーティン・マクドナー
演出:長塚圭史
出演:大竹しのぶ、白石加代子、田中哲司、長塚圭史
重い・・・。
年齢と病気や腰が悪いことを理由に自分の身の回りのことを娘におしつける母。
母の世話をしながらも、いじわるやいやがらせをする娘。
しかし、互いにどこかそれを張り合いにしているような。
そこにふと舞い込んだパトの存在。
むぅ。
私と母は、決して仲良くはないのだが(性格が合わない)もし私一人が面倒を看ることになったとしてもあそこまでひどくはならないだろう、と思う。
何故ああなってしまうのか、と考えずにはいられない。
私の母や叔母が、痴呆がはじまった彼女達にとっての義母の面倒を看ることになった際の数々の愚痴も思い出される。
アイルランドという国のもつ性質が今ひとつわからないので(昨年ウィー・トーマスを観るまでは全く暗いなどというイメージはなかったくらいだ)、ピンと来ないところもいくつか。
長塚さんが演じたレイは本当は黒田さんだったのだが。
黒田さんで観たかったなぁと思う。
今回の場合、脚本が元々あったわけだから最初から役をイメージしてのキャスティングだったと思われ、つくづく残念だ。
長塚さんはどちらかというとパトの方がはまっただろう。
とはいえ、キッチンでの爪先立ちなどは可愛かったけどw
帰宅してパンフレットの長塚さんの言葉を読み、うぐぐ、と思う。
何がどう、うぐぐ、なのか上手くいえないが、とにかく、うぐぐ、だ。
彼は一体何を抱えて生きているのだろう?
ナイロンの「わが闇」ではないけれど、彼の闇はなんだろう?
・・・・・彼に触れたい。
ところで、長塚さんは小説などは書かないのだろうか。
生身の人間のエネルギーがあり、空気やなにかを共有し、キャストやスタッフ全員で創り上げる演劇ももちろん好きなのだが、なんの制約もない世界で何かを書いてみたりはしないのだろうか。
私が彼に触れることは99%無理なので作品を通して感じるしかないので、是非書いて欲しいなぁ。
・・・・まぁ書かなさそうだけど。なんとなく。
2007年最後の観劇でした。
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