[play] 東京ノート@こまばアゴラ劇場
2007年5月3日 演劇ttp://www.seinendan.org/jpn/info/info070210.html
作・演出:平田オリザ
出演:山内健司、ひらたよーこ、松田弘子、足立 誠、山村崇子、根本江理子、辻 美奈子、小河原康二、秋山建一、小林 智、川隅奈保子、松井 周、能島瑞穂、大塚 洋、鈴木智香子、大竹 直、荻野友里、河村竜也、長野 海、堀 夏子
フライヤーを見て、なんだか気になって観に行った。
良かった。
何がどういいのか説明するのは難しいけど、とても良かった。
ほんのりとネタバレ含みます。
時は2014年。舞台は東京の美術館のロビー。
ヨーロッパで戦争が起こり名画が戦火から非難するためにその美術館にきている。
そのロビーで交わされる静かな会話によるお芝居。
特に何かが起こるわけではないのだけども、でもガッと物語に引き込まれる何かは確かにあって。
すごく静かな静かな公演でした。
ヨーロッパでは戦争が起こっているというのに、そのロビーではとても静かな時間が流れていて。
いや、そのロビーに限ったことではないでしょうけど。東京、日本。
その上、名画が見れることを喜んだりもしてるわけで。
でも彼らだってノホホンと生きているわけではなく、それぞれにそれぞれの悩みや苦しみがあって。
でも、彼らももちろん戦争が起こっていることは知っていて、でもそういう自分↑ももちろんわかっていて。
そういうことが細やかに、でも控えめに描かれていて。
絵画を見るということについて。
絵を見るのか絵を描いている画家を見るのか。
画家は、自分が見たい描きたいところだけを、周りのことと切り離して描いている。
望遠鏡と顕微鏡。
などの言葉。
平和維持軍に行こうとする男に対して、見ず知らずの人間同士なのに「戦争反対〜」と言葉をぶつける男。
それに対する返答、「しょうがないじゃないか」
仕事をやめて田舎に帰って実家の農業をつぐことを決心した男の、「この歳になるとそんなことで両親が喜んでくれるならそうしてやろうと思って」
最後の「ちゃんと私を見て私を描いて下さい」という言葉。
などが印象に残っている。
*セリフは正確ではありません
作・演出:平田オリザ
出演:山内健司、ひらたよーこ、松田弘子、足立 誠、山村崇子、根本江理子、辻 美奈子、小河原康二、秋山建一、小林 智、川隅奈保子、松井 周、能島瑞穂、大塚 洋、鈴木智香子、大竹 直、荻野友里、河村竜也、長野 海、堀 夏子
フライヤーを見て、なんだか気になって観に行った。
良かった。
何がどういいのか説明するのは難しいけど、とても良かった。
ほんのりとネタバレ含みます。
時は2014年。舞台は東京の美術館のロビー。
ヨーロッパで戦争が起こり名画が戦火から非難するためにその美術館にきている。
そのロビーで交わされる静かな会話によるお芝居。
特に何かが起こるわけではないのだけども、でもガッと物語に引き込まれる何かは確かにあって。
すごく静かな静かな公演でした。
ヨーロッパでは戦争が起こっているというのに、そのロビーではとても静かな時間が流れていて。
いや、そのロビーに限ったことではないでしょうけど。東京、日本。
その上、名画が見れることを喜んだりもしてるわけで。
でも彼らだってノホホンと生きているわけではなく、それぞれにそれぞれの悩みや苦しみがあって。
でも、彼らももちろん戦争が起こっていることは知っていて、でもそういう自分↑ももちろんわかっていて。
そういうことが細やかに、でも控えめに描かれていて。
絵画を見るということについて。
絵を見るのか絵を描いている画家を見るのか。
画家は、自分が見たい描きたいところだけを、周りのことと切り離して描いている。
望遠鏡と顕微鏡。
などの言葉。
平和維持軍に行こうとする男に対して、見ず知らずの人間同士なのに「戦争反対〜」と言葉をぶつける男。
それに対する返答、「しょうがないじゃないか」
仕事をやめて田舎に帰って実家の農業をつぐことを決心した男の、「この歳になるとそんなことで両親が喜んでくれるならそうしてやろうと思って」
最後の「ちゃんと私を見て私を描いて下さい」という言葉。
などが印象に残っている。
*セリフは正確ではありません
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