作:シャン・カーン
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
出演:銀粉蝶、中嶋朋子、北村有起哉

2回目。
2回目と言うことで、ストーリーはわかってるわけで、故に細かいところがわかったりするわけです。
なので、また泣きました。

家族なのに。
家族だけど。
家族だから。

熱い思い故に異なものを受け入れられなかったり。

自分がこうしたい・こう在りたい、とかじゃなくて、周りの何かのために変えてしまう、変わってしまう・・・。

ドッティーの「人生はね、自分の周りの人に変えられてしまうものなのよ」(セリフは正確ではありません)というセリフ、1回目は夫に出て行かれたことなどのことだと思っていたのだけど、今回は、親族を含む周囲の目を気にしたためにトルコ人との混血である我が子達を父親から引き裂いて何年も白人だと偽って育てて暮らしてきたことなのだ、と思った。
子供達にイヤな思いをさせないために、自分が愛する夫と共に幸せに暮らすことを捨てた・・・。

ずっとずっと信じて愛してきた母親に長年嘘をつかれていたことを知ったサニー。
問い詰めるシーンから最後まで、この辺がもう、たまらなかったですね・・・。

2回観てよかった。

終演後の拍手の大きさが嬉しかった。
カーテンコール、5回くらい出てきてくれた。
何回目かで、銀さんと中嶋さんが肩を組んで本当に仲良さげに去っていくところに、後ろから2人に大きくかぶさってじゃれてたw

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