終了

2006年5月28日 日常 コメント (2)
祖父のお通夜、お葬式、全て終了。

先日も書いたけれど、余命半年と言われてから2年近く経ったし(先日は数字入力を間違えました)、盆暮れに帰省して会うたびに痩せていってるのを見てきて、いつ逝っても不思議ではないと思っていた。
なんかの拍子に(例えば風邪をこじらすとか)コロッと、とか。
ある程度は覚悟してるつもりだったけれど。

でもやはり、頭の中で考えていたのと、実際にその状況に直面したのとでは違うわけで。

そして、これほど近い親戚関係の人を亡くしたのは初めてだったので(記憶がない頃にもう1人の祖父を亡くしたけれど、いかんせん記憶がないので)。

悲しくないわけもなく。

今回亡くなった祖父はあの年代の人にしては背が大きい方で、しかも太めだったので、大きい人だと思っていたのだけども、2年間の癌との闘いですっかり痩せて小さくなって、動かなくなった彼を見たらやはり泣かずにはおられなかった。

疲れきった祖母を見るのも辛かったな。
もともと数年前に足を悪くして歩くことが大変なんだけど。
もう、心労とかでふらふらで。

しかし私を含む孫たちは泣いていたけれど、私の親を含む、祖父の子供たちは全く涙を見せなかった。
祖母も見せなかった。
気丈な人たちだ。
「やっと楽になったね」という気持ちもあるのだろう。
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冠婚葬祭は親戚大集合の場でもあるわけで。
孫10人全員集合。
みんな大人になっちゃって・・・。

ある叔母に会って開口一番に言われたのは「結婚はまだ?」「彼氏は?」だ。
もうねぇ。何回言われたかね。
ヤんなっちゃう。
はぁ〜ぁ。
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一通りの儀式に全て参加したんだけど。
思うことは。
意味がわからない。
一つ一つの動作とか、意味がわからないことがたくさんだ。

まぁ、大切なのは故人を悼む気持ち、みんなで送ってあげよう、ということだとは思うのだけど。

でも意味がわからずにこのまま過ごしていいのだろうか、という気もする。

仏教徒でもないし、葬儀屋でもないんで、儀式の全てを理解するのは無理、っていうかそこまでしたいとは思わないのだけど。
代表的なことの意味を知っておくのは無駄ではないかも。
と三十路近くにしてようやく思う。

母方が仏式で、父方が神式だったかな。

今回のお通夜・お葬式にたくさんの人が参加したわけだけど、みんなどのくらい理解しているのだろう。
おそらく、流れに身を任せている人がほとんどだろうな。

あと、も1つ思うのは自分の時はどうなんだろう、ということ。
例えばうちの父を見ると、おそらく無宗教(あるいは代々○○だから自分も・・・というパターン)だけど将来そういうことになれば神式でやるのでしょう?きっと。
なんだろうねぇ。
変なの、って思ってしまう。
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焼香の順番とか決めていると、家系の話になり。
今回の話をまとめると、
父方の祖父の家系 奈良(か和歌山)
父方の祖母の家系 東北
母方の祖父の家系 高知
母方の祖母の家系 岐阜
から、どこかのタイミングで来ているらしい。
移民の子なんだなぁ。
もちろん日本全国どこの地域だってどこかのタイミングで移住している人は多いでしょうけれども。
北海道ってのは中でもちょっと特殊よね。
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明日、川崎へ戻ります。

疲れたな・・・。

コメント

nophoto
2006年5月29日14:24

お疲れ様でした。お葬式って、私もいろんなことを考えたり、思ったりしたな。父も母も兄弟多いから、孫も多くて、たぶんどちらも15人ぐらいずついるんじゃないかな。苦笑。
気をつけて帰っていらしてくださいねー。

のりえもん
のりえもん
2006年5月29日19:53

>彩さん
コメントありがとうございました。無事帰宅しました。
どちらも15人くらいって多いですね〜。
私は父方は全部で5人です。少ない方なんだろうな。

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