金子雄太＠Motion Blue Yokohama

さぁさぁさぁさぁ。
今日は雄太さんソロライブ @ Motion Blue ですよぉ。
行けたら全部行ってしまおう！とか思っていたこの雄太さんモーブル4連荘、結局最後しか行けません。

雄太さん、緊張してるかなぁ？
前にHot Houseのソロライブに行った時、次の日がオレペコ @ NHKホールだったんだけど、3000人のオレペコより10人のソロライブの方が緊張って言ってたなぁ。
Hot Houseの異様な狭さ(=客との近さ)もあったかもしれないけど。
今日はどうだろうか。
客席との距離は広がるけど、客の数が増える(だろう)
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う〜ん。やっぱり私は雄太さんのオルガンが好きだなぁ。
と、つくづく思ったのでした。
”ふわっと、落ち着く”この感じ。
他の人の弾くオルガンや雄太さんが弾くピアノ等では、ちょっと違う。

18:30開演なんてのには到底間に合うはずもなく、カウンターに到着した時点で大好きな"UP TO THE DOWNSTAIRS"が聴こえてきて、ガックシ。
"深みへのぼれ"・・・一つ何かを掘り下げていくと、結果的に上昇してる・・・タイトルからイメージするのはそんな感じ。
曲はちょっぴり切なさと憂いを含みつつ爽やか。
大好きなのよねぇ。ソロで聴きたかった・・・(T_T)

もう1曲演奏した時点でMC
MCによると1曲目がCollapseだったらしい。
あぁ・・・これもソロで聴きたかったぁ。
2曲目が"UP TO〜"と。

ここでのMC
まな板の上の鯉
ライブは客によって変わる部分も少なからずあるからねぇ。
料理してさしあげますわよ(笑)(ぉぃ)
全然指が動かなくて、俺、こんなに下手だったかなって
やっぱり緊張してるんだろうなぁ。

雄太さんは曲紹介をしっかりする日とあまりしない日があるけど、今日は割りと多めで。
んで、次の曲が「MAUVE」
この曲の紹介をする時って、いつも、なんとなく照れくさそうだったり「何でこんなこと言ってるんだ」みたいな感じがあったり(笑)
今日もね。そんな感じで。「あぁ、俺、また言ってる」みたいな。
でもこのライブの性質上、きっちりと紹介してくれるあたりが雄太さんらしい。

1stはあと2曲くらいやったかな。

2ndの1曲目がブッカーズリトルブルース、2曲目がミモザ。
ミモザ、いい。じんわり、うっとり、まったり、しっとり。
あと、独奏による「ひとりごと」
ソロでは初めて聴いたかな？

2ndのMC
Motion Blue 4 days、やる前は「できるのか？」と思っていたけど、やっていたら楽しくなってきて後半2日は家で弾いてるような気分。
ステージ上で話すことではないかもしれないが、やってるうちに、今自分ができること、できないことが浮き彫りになってきた。
自分の前には大きな壁がある。
一生かかってそれをのぼっていく・・・。
　　
先日亡くなったジミー・スミスについて。
最初は彼のプレイのリズムのユルい部分、悪い言い方をすればいい加減な部分がどうしても好きになれなくて聴かなかった。「これはオルガンの教科書だ」と言われてもどうしても聴けなかった。でもオルガンを続けるうちに自分の中でリズム革命が起こって、正確に刻むことだけが必ずしもいいということではない、ということに気づいて、ユルい中にふくよかさ(←この言葉が印象的だった)を少しずつ出せるようになった時にジミー・スミスのすごさが強烈にわかってきて、わかってきた矢先に亡くなってしまって、もっと見ておけば良かった、と思ってる
こんなことを話していた。
(キーボードマガジンで特集やるらしいです)

"赤裸々"というほどではないにしても、少々内的なことを話していた。
こういうの、見せない人も居るじゃない。
そういうタイプはそういうタイプで強い人だなと思うんだけど、見せても尚、強い人だよね。雄太さんは。
なんて言うのかなぁ・・・・・。
自分の目の前に真っ直ぐな道が見えてるんだろうなぁ。

今日の客は私のように元々雄太さんが好きで見に来た人と、たまたま赤レンガに来たらやってたから来た人、無料だから来て見た人などいろいろだったと思うんだけど、このMCは全員の心に響いたんじゃないだろうか。
実際、その後の会場の空気が、とてもよかったと思うんだ。
彼のほんの一面ではあるけれども、オルガン、音楽、ジャズに対する姿勢が垣間見れ、あぁ素敵だなと思った。
真摯というか誠実というか。
カッコいいね。

あと何弾いたっけ・・・？
・・・・・いいや(笑)
書く気しなくなっちゃった。

・・・雄太さんは出来に納得できなかたったのかな・・・と某氏の書き込み見てふと思った。